第2章 KataGo と LeelaZero

     「ネット囲碁学園」ソフトではAI囲碁の KataGo と LeelaZero の2種が使えます。
  
【 ソフトの選択手順 】

1.前章の図23まで進む
  図B01 右下の「エンジンを停止する」をクリックすると、

B01



2.エンジンは停止し、図B02は 「エンジンを起動する」に変わっています
  その上の 「AI設定」 をクリック

B02



3.図B03のように、現在使用している AI囲碁「KataGo(CPU)」が表示されています。
  右の▼をクリックします。

B03




4. 図B04のように、LeelaZero と KataGo3種 合計 4種が表示されます。

  その4種のAI囲碁ソフトの中から、使用する1つを選びます。
  
  ただし、いくつかの制限があります。

   1.使用するパソコンの性能(スペック)によっては、正常に作動しない場合があります。
   2.LeelaZeroは中国ルール、互先しか対応されていません。PCの負荷が重いと異常な着手が発生します。

  GPU( グラフィックス プロセッシング ユニット)を搭載した高性能のPCでは全4種を使用できると思いますが、
  私のPCはGPUがないので、よくわかりません。   ご自分でいろいろお試しください。

     私のPCのスペックは、OS::Windows10  CPU::Core i5-8400  メモリ:8GB DDR4 SDRAM で
     GPUなしですが
          KataGo(CPU) と KataGo(CPU-AVX2) は普通に使えるようです。 
       

B04


5.KataGo に3種あり、棋力は (OpenCL) (CPU-AVX2) (CPU) の順に強いです。

  KataGo(CPU) を例にして、設定方法を説明します。

   図B04で、KataGo(CPU) を選択します。
   図B05
     @で囲碁ルールを 日本ルール か 中国ルール か を選択します。
     Aで対局時のAI思考時間を選択します。 1手にかける思考時間が長いほどAI棋力が増します。
     Bで投了する条件を選択します。 0%では、終局になっても投了しないことになります。
                         30%では、勝率(勝つ見込み)が30%になると投了します。
                         勝率は画面右上部にある「勝率チャート」に表示されています。
 設定が終了すれば、画面右下の 「エンジンを起動する」 をクリックし、
   第1章の図23の説明通りにして対局を始めます。



B05      @                        A                        B



6.LeelaZero の設定

  LeelaZeroの場合、中国ルールに設定されていて、日本ルールは使えません。
             
また、互先以外(例 置碁)で使用しないでください。

  図B06のような設定ですが、AI棋力(対局・分析)以外は上記と同様なので説明を省略します。
  
図B06


 
 設定が終了すれば、画面右下の 「エンジンを起動する」 をクリックし、第1章の図23の説明通りにして対局を始めます。